Archive for the ‘G1レース情報’ Category
中山大障害について
中山大障害は中山競馬場障害コース4100mで年末に開催される障害G1競走です。
4100mという長距離に加え7つの障害を11回超えると言う過酷で持久力の求められるレースです。
競馬ファンの中には障害レースにあまり興味のない人も多いかもしれませんが障害で活躍している馬は平地競走では開花しなかった馬が多く馬の能力は平地競走だけで評価されるものではないという事がわかります。
英国においてはダービーよりもグランドナショナルという障害競走の方が人気を集めているぐらいですし、中山大障害から障害競走の魅力を知ってほしいと思います。
2001年から2010年の結果を分析してみると2回以上馬券になっている馬が4頭います。
ですがこの4頭の馬というのは同じ年齢の馬たちです。
この世代は2005年の3歳で1、2着となってから2009年まで他の世代がとても及ばない強さをもっていました。
2010年にその力関係も崩れこの10年間で初めて1番人気と2番人気の馬が馬券圏内から外れたのです。
2011年に国際レース指定されますので更に多くの強豪馬がしのぎを削るレースになってくる可能性が高いでしょう。
ローテーションから分析してみるとイルミネーションJSをステップレースとした馬たちが好走している傾向があり、2006年、2008年を除いて全て馬券になっています。
ですがこのレースをステップレースとする馬の頭数自体も非常に多いです。
確率面での優位性は京都ハイジャンプや秋陽ジャンプSの方にありますので狙い目です。
これまで中山大障害、中山グランドジャンプで敗退した馬でも巻き返しは頻繁にあるので要注意です。
朝日杯フューチュリティステークスについて
朝日杯フューチュリティSは中山競馬場の芝1600mコースで12月に開催される2歳G1競走です。
牝馬でも出走はできますが牝馬のほとんどは阪神ジュベナイルF路線なので、このレースは実質的に2歳牡馬の王者決定戦といってよいでしょう。
ですが距離が1600mであることと中山競馬場のトリッキーなコース計上で開催される事からクラシックへ繋がるレースとは一概に言えず年によるという感じです。
まずよく知られていますが中山競馬場芝1600mコースは圧倒的に内枠が有利なコースです。
1コーナー奥のポケットに発走ゲートがありますが2コーナーまでの距離が短く、そこからゆるいコーナーを通って310mの直線に入ります。
最初に外に位置取ってしまうと終始外目を回らされる事になる上に、4コーナーを過ぎたらすぐにゴールという形態なのです。
2001年から2010年の10年間でこのレースを枠別に分析してみると7枠、8枠の馬はそれぞれ1頭しか馬券になっていませんし1着は一度もありません。
それに大して1枠は最多で3勝ですし、1~4枠の馬が合わせて8勝しています。
なのでまずは内枠をチェックしましょう。
この10年の傾向でOP以上のクラスで走った実績がない馬というのは馬券圏内になったのは1頭だけです。
その他は前走が500万クラスであっても重賞経験のある馬です。
特に前走で東京スポーツ灰2歳S、京都2歳Sを走った馬は6勝していますので中距離での実績がある馬は更に優位といえるでしょう。
1番人気、2番人気は、合計(6,4,5,5)という成績で比較的好走傾向なので、それプラス枠と実績を加味して予想を組み立てるとよいでしょう。
朝日杯フューチャリティステークスの傾向
暮れに行われる2歳牡馬チャンピョン決定戦朝日杯フューチャリティステークス。
2000年代に入り出走馬のレベルが低下傾向になった事と合わせて、レースの配当も本命から中波乱まで幅広い配当が特徴となっており、的中させるためには出走馬に応じた臨機応変な馬券戦略が要求されます。
主流となるのはやはり2歳重賞やオープンをステップにした馬達で、過去10年の勝ち馬を見ると、東京スポーツ杯2歳ステークス組が4勝、京王杯2歳ステークス組が3勝とこの2つのレースで好走した馬が、人気の中心となってきます。
しかし一番人気の成績は、過去10年で2勝2着2回3着4回と、複勝率こそ高いものの、連対率は40%と決して高い数値とはいえません。
対して2番人気は4勝2着2回3着1回と、馬連で攻める場合はこちらの方が連対率が高く、むしろ利益を狙うのであれば2番人気馬を中心に購入する事が有効といえます。
過去10年で大敗から巻き返した馬は2001年の3着馬一頭のみであり、重賞とはいえ2桁着順の敗走は事実上確定の消し材料といえますが、対象を4着までに広げても4着が1頭5着が1頭のみと、過去10年の馬券対象馬30頭中27頭が、前走3着以内となっており、うち半数は一着馬という事から、やはり前走の着順は馬の調子を占うためのバロメーターともいえます。
基本的に前走大敗馬は2歳戦では人気を落とす事が多いですが、馬券の絞り込みを行う上でも、大敗という条件に該当する馬に関しては、躊躇せずに思い切って消していく事が重要といえます。
阪神ジュベナイルフィリーズについて
阪神ジュベナイルフィリーズは阪神競馬場の芝1600mコースで12月に開催される2歳牝馬のチャンピオンを決定するG1競走です。
このレースは桜花賞と同じ距離・コースで開催されるので翌年のクラシック戦線を占う見ごたえのあるレースになります。
桜花賞は阪神外回りコースになってから荒れる事がなくなったと言われていますが阪神ジュベナイルフィリーズにも同じような傾向があります。
2001年から2005年の馬連平均配当が15530円であったのに対して外回りコースに変更になった2006年から2010年の馬連平均配当は2148円ですので実力馬が順当に力を発揮して結果を残しているといえるでしょう。
この変化の傾向は惨敗から巻き返して勝利する穴馬が減ったというイメージです。
2006年以降は3着までに入った馬の全てが前走でも掲示板に載った馬でした。
その中でファンタジーS組は4頭と結果を出しており、他、京王杯2歳S、赤松賞、黄菊賞組といったところは注意が必要です。
そして前走で1200mの距離を走った馬というのは外回りコース変更後は馬券になっていません。
スピードタイプの馬より距離適正のある馬の方が好走するようです。
2001年から2010年の10年で関西所属馬が8回勝利しています(8,6,9,111)それに対して関東所属馬は(2,4,1,39)と、出走頭数は少ないのですが好走する確率は互角といえます。
2009年には関東馬が1,2着になっていますし2010年には2、3着になっていますので関東馬の出走があれば勝負気配があると考えても良いかもしれません。
ジャパンカップダートについて
ジャパンCダートは2000年創設の国際招待レースG1競走です。
創設から2007年までは東京競馬場の2100mダートコースで1開催(2002年のみ中山1800m)、2008年からは阪神競馬場1800ダートコースで開催変更となり、開催時期についても当初の11月下旬から12月上旬に変更になるなど条件変更を重ねてきたレースです。
レース傾向では日本馬が優勢な事は当初から変わりありません。
2001年から2010年までの10年間において外国馬の勝ち馬が一頭、他22頭は全て4着以下という成績で外国馬の出走すら無い事もあります。
地方馬の成績も8頭出走して全て4着以下という、同じだとG1のフェブラリーステークスでは時々好走もあるのですが対照的な結果となっています。
特に関西馬は2004年から連勝していて、中でも1番人気の馬の成績は(5,3,2,0)という驚異的な安定感があります。
しかし2番人気の馬の成績はなんと(0,0,0,10)、3番人気の馬も(0,1,0,9)という極端な成績で1番人気+人気薄の紐という決着が続いています。
6番人気以下で馬券になった馬が14頭います。
そのうち前走勝利馬は3頭、2~4着の馬が9頭です。
地方G1競走のJBCクラシックや武蔵野Sをステップレースとしてきた馬が目立ち、勝利馬より勝ちきれなかったが好走した馬を穴馬として狙うのがよさそうです。
2008年から阪神競馬場1800mコースになっていますがこのコースはスピードとパワーの両方が要求されるコースです。
この3年間で馬券になった9頭の中で地方重賞を勝利した馬は6頭いました。
東京で開催されていた頃は準OP勝ち馬でもそれなりに通用する例もありましたが阪神開催になって底力が必要なレースとなったように思います。
今の状況では実績馬を特に重視するのが良いと思います。
ジャパンカップについて
ジャパンCは東京競馬場の芝2400mのコースで11月下旬に開催されるG1競走です。
1981年に創設されたこのレースは国際招待競走として今は賞金総額が国内最高額である事で知られています。
これまでの歴史において外国馬が14回勝利するなど世界中の一流馬と国内トップクラスの馬との競演が多くの競馬ファンの心を捉えました。
東京芝2400mコースは発走ゲートがスタンド前で最後に長い直線のあるコースです。
2001年から2010年の10年間において逃げて勝ち残ったのは重馬場で開催された2003年だけでした。
4コーナーの位置取りが4~10番手、いわゆる好位からの差しが有利なレースであるといえます。
最近では香港国際競争が充実してきた事や日本のスピード競馬化を懸念して外国馬の参戦が減少傾向にありそれに伴ってレースレベルも低下しています。
ここ10年間で外国馬の成績は(2,1,1,52)と複勝圏内が7%という成績で更には2007年以降一度も馬券圏内に入っていません。
今は日本馬を中心に考えても問題は無いと思います。
外国馬がこれほど苦戦しているのですが外国人騎手は非常に好調です。
日本馬と外国人騎手の組み合わせで成績は(4,4,4,11)と複勝率が50%を超えています。
1番人気馬に限定すると日本馬で(3,3,4,0)と100%馬券圏内です。
ですが2番人気、3番人気は共に一度勝利したのみ。
要注意なのが6番人気以下の人気薄の馬でもコンスタントに馬券に絡み穴を演出しています。
6頭が馬券となっていますがそのうちの4頭は外国馬も含めて外国人騎手の騎乗によるものです。
ここでも外国人騎手の手腕が優れていることがわかる結果になっています。
マイルチャンピオンシップについて
11月、京都芝外回り1600mのGⅠといえば、マイルチャンピオンシップです。
マイル戦専門の馬のみならず、天皇賞秋やスプリンターズSを経ての出走馬も見られ、
実力の見極めが楽しめるレースでもあります。
2001年からのデータを分析してみますと、
1200mに出走していた馬は3着内に4頭で、3勝しています。
いずれもスプリンターズS組となっています。
スワンSをはじめ、前走1400mの出走馬については、1勝のみで2着が1回と、
苦戦の結果となっています。
1600m出走馬についてみますと、富士Sの踏み台があるから良いと思いきや、
わずかに1勝しているのみです。
1800m以上の出走馬ですが、これが5勝、2着が7回と、大いに結果を出しており、
マイル以下の出走馬に比べ、断然、注目されます。
4勝を挙げているのが天皇賞秋組、それから、毎日王冠を踏み台としている馬、
こうしたところが狙い目といえます。
10番人気で好走した例から見ますと、注目すべきはスワンS・富士Sのステップ組となります。
結局、中距離路線の人気馬を軸に据え、1600m以下の馬から穴狙いをするというのが、
有効な戦略といえます。
牝馬が3着内に入ったのは、外国馬も含めますと6例になります。
それを人気別に見ますと、2番人気が3、3番人気が1、4番人気が2というように、
人気馬が順当なレースとしています。
そしてGⅠ未勝利馬はその中で1頭dけです。
すなわち、牝馬については、人気馬に注目することが有効です。
マイルチャンピオンシップは、連続好走が頻繁に見られます。
最近10年を振り返りましても、連覇が2例、2着内に2回が3例です。
それから地域別に見ますと、京都のレースでありますが、
関東馬も関西馬と互角に勝負できているGⅠとなっている点も珍しいので、
このへんも判断する際のポイントとなります。
エリザベス女王杯について
G1クラスの牝馬でも牡馬にもひけをとらないレーベルの馬は天皇賞秋、ジャパンカップなどを目標に据えてこのレースを回避する傾向が高まっていますので昨今ではメンバーが手薄になっているケースもあります。
これまでに1位に入線した馬が降着となったり逃げ残りの大波乱、外国馬がノーマークで圧勝という印象的な場面が多く見られます。
最も注目される点は3歳と古馬のどちらの強さが上回るのかという事に尽きるでしょう。
2001~2010年の10年間の結果を振り返ると3歳馬が6回制しており古馬を上回っています。
しかし10番人気以下の人気薄で3着以内になった3頭は全て古馬なので3歳の人気馬を軸に穴で古馬を絡めるという方向で考えるといいでしょう。
全体像としては人気馬が強くこの10年間で1番人気と2番人気が共に着外に飛んだ例はありません。
外国馬で5番人気以内に支持された2頭も1、4着という結果です。
外国馬は条件を満たせばエリザベス女王杯を好走すると褒賞金が出される可能性もあるので将来も海外から強豪牝馬が参戦してくると思われます。
外国馬でも人気を集めるようであれば軽視はできません。
前走データで見てみると府中牝馬Sからは勝ち馬は出ておらず2、3着が目立っています。
惨敗した馬は期待できず前走好走馬が2,3着に入る可能性が多少あるという程度です。
しかしそれなら牡馬相手に重賞戦線を戦い抜いてきた古馬、秋華賞からここを目指した3歳馬を中心に予想を組み立てた方が可能性は高いでしょう。
エリザベス女王杯は京都競馬場の芝2200mコースで開催される牝馬限定G1競走です。
1996年に秋華賞が新設されたことでエリザベス女王杯は古馬にも解放されました。
今は3歳馬と古馬牝馬が激突するレースとなっています。
天皇賞秋について
天皇賞秋は1990年代まで1番人気は勝てないというジンクスがよく知られていましたがこの10年間で1番人気が5勝していますので今はそのジンクスは考えなくて良いでしょう。
一方で2番人気は深刻な状況になっています。
1997年以来勝利馬はいませんし2着も10年で2回という成績なので1番人気を切るのであれば中位人気の馬を狙った方がよさげです。
そして牝馬でも(3,2,3,6)と活躍も多いという事は忘れてはいけません。
かつては牝馬は穴馬であることが多かったですが2008年から3年連続で1,2番人気の牝馬が好走しています。
天皇賞秋は東京競馬場の芝2000mコースで11月上旬に開催される3歳古馬混合G1競走です。
芝2000mという距離を狙って菊花賞ではなくここを狙う3歳馬や、マイルG1路線の勝利馬も参戦するなどレベルの高いレースに頻繁になります。
このレースでは東京芝2000mというコースが重要になってきます。
スタートから2コーナーまでが短距離で鋭角的であることから外枠の馬が終始外を回らされ脚をロスしてしまう事が多く、特に大外枠から勝利するのは困難といわれます。
2002年に中山開催となったのを除くと過去10年で7枠は4勝、1枠が3勝、8枠は2003年に1勝していますがこれは一番人気馬で、他は3着が一回という成績です。
馬齢でみると3歳馬の成績は(1,2,2,11)で30%以上は馬券圏内です。
好走した馬5頭の中でも4頭は東京競馬場での重賞を勝っていますので東京実績はポイントです。
4歳馬は(7,3,3,35)と勝率で3歳馬を越えていますが5歳馬は(1,4,5,44)6歳以上(1,1,0,49)と苦戦を強いられています。
菊花賞について
強豪馬の中でも3000mという長距離を嫌って路線を天皇賞秋に向ける傾向が強まっているので格下の馬であっても出走しやすくG1発出走組の中には無謀な出走と思えるような馬もいます。
新興勢力が勝負をかけてきているのかどうか見極めが大切です。
G1初挑戦で馬券になった15頭の中で前走で重賞を走っている馬が11頭で他の馬は全て前走は1000万特別競走を勝った馬でした。
これらの馬を狙うのであればこの条件を覚えておきましょう。
1990年代の菊花賞ではスローペースによる上がり3F34秒台というレースも見られましたが最近のレースでは中盤もペースを維持されているケースが多くここ10年の上がり3Fタイムは35秒台になっています。
春のG1戦線に遅れた馬はスタミナタイプが多いので新興勢力にはこの傾向というのは有利に働くでしょう。
2002年以降は関西所属馬が続けて勝っています。
しかし1番人気は10年で2回しか勝っていませんので関西所属馬、人気薄、上がり馬という条件で狙いを絞るのが良いでしょう。
菊花賞は今日と競馬場芝3000mのコースで10月に開催される牡馬クラシック3冠の3冠目のG1競走です。
3000mの長距離で3.9mの高低差を誇る坂を2回越える過酷なレースです。
どn馬にとっても未知の長距離なので騎手も駆け引きをしており魅力的なレース展開となります。
このレースの見所は張るのクラシック戦線組と夏からの新興勢力の対決をどこまで読みきれるかという事でしょう。
2001年から2010年の10年間で175頭の馬が出走していますが、そのうちG1に初挑戦という馬が100頭もいます。
その成績を比較するとG1初出走組(7,3,5,85)、G1経験組(3,7,5,60)と勝率だけで見ればG1初出走組の方が上位になっています。
馬券となった回数は共に15頭ずつです。
秋華賞について
2008年は11番人気-8番人気-16番人気と3連単で100万馬券という超波乱になったのですが、それ以外の年は全て1番人気か2番人気の馬が勝っています。
中でも2番人気の馬は(6,1,1,2)と1番人気の(3,2,2,3)を上回っているのです。
3番人気は(0,2,1,7)という苦戦をしています。
なので予想の中心は1、2番人気という事でよいでしょう。
それでは6番人気以下の人気薄で馬券になった馬を分析してみると、該当する馬は8頭いますが重賞で3着以内の経験がある馬が6頭おり、他2頭もOP特別で2着以内の経験があります。
8頭のうち半数は父サンデーサイレンス系ではないので実績の割に人気のない地味血統の馬を狙うのがよいでしょうか。
トライアルレースの観点では前走がローズS組(8,8,2,57)であるのに対し紫苑S組(0,0,2,33)と惨澹たる成績です。
紫苑S組を狙うよりトライアル以外の馬の方が(2,2,6,60)とマシですからこっちに注目しましょう。
この2勝はG1馬がオークスからここに直行したケースで、他はクイーンS、札幌記念で古馬と戦った馬が好走しています。
秋華賞は今日と競馬場内回り芝2000mコースで開催されるG1競走です。
1996年にエリザベス女王杯に古馬の出走が認められるようになったために創設されたレースです。
このコースは仕掛けどころが難しいコースとして知られ1999年には9万馬券、2000年には3万馬券が馬連から出るなど2年連続大波乱となりました。
ですが2001年から2010年の10年間でこの波乱傾向は落ち着いてきています。
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